産婦人科研修終わりました。一緒に研修した外部からきた研修医ともかなり相性があって良い1か月を過ごす事が出来ました。
自然分娩、帝王切開、不妊外来の診療も出来るだけ多く参加して気付いた事を書きます。妊娠もそうですが、頸がん検診、生理問題、子宮筋腫とか女の人って大変だと改めて感じました。産婦人科研修意味あるのかな?って思ってましたが、もちろん、医師としても学びが深かったんですが、ライフイベントとしても学びが深かったです。大学生のときは、男性が故になかなか興味の湧かなかった分野でしたが、彼女と一緒に歩んでいくことを意識すると産婦人科って大事な科だと気付けました。
子供をもうけるのは出来るだけはやい段階で始めた方がいいと感じました。医師人生を逆算してこの時期に子供できるといいなと思っていましたが、必ずその時期にできるとも限りません。お子さんを3人も産んだ女医さんからは、産める状況が出来たら作っていったほうがいいよとアドバイスを頂きました。作ろうと思ってからなかなか出来ないと焦りも生まれますし、年齢的なタイムリミットもあるでしょう。
今でこそ授かり婚っていわれてますが、10年くらい前では出来ちゃったと言われマイナスイメージをもたれていました。社会的背景が儘ならないのに避妊しないのはアカンとは思いますが、付き合って数年とか、結婚を前提にしてるカップルなんかは果敢に攻めてもいいと思えますし、なんなら、カラダの相性がよくて産まれたくらいにポジティブに捉えられる世間になってほしいです。
ですが、子供を育てるのも大変、緊急中絶薬も簡単に手に入らないような日本ではまだまだ意識改革は大変ですね。
不妊外来を見学しました。男性研修医も是非見学した方がいいです。女性に背負わせてしまってる重圧を知ることができます。胚移植だってかなり痛そうでしたよ。それくらい子供を作るって大きな事なんだとライフイベントブルーになりそう。
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久しぶりです。
こんばんは。私の記事でも、不妊治療や、いろんな考えを書いてますが、やっぱり男性の意識、だけではなく、国全体の意識そのものを、変えていく必要があると感じています。
私も、両親が不妊治療の末できた子ですし、子供を作るのが、大変だなと感じられただけ、なかじさんには、よい機会であったと思っています。
しかしながら、授かり婚そのものには、申し訳ないですが、私はマイナスイメージを持っています。結婚する前に、身体の関係を持つのは、違うのかなと思っていて。
もちろん、結婚前提で付き合っていたり、付き合っている間に結婚が見えているという中で、自然な流れで、そうなるのはわかります。
ただ、そういう方ばかりではないことが、この日本では多いですよね。
性教育そのものが、きちんとされていない日本で、そういう関係をもつのは、ある意味かなりのリスクを若い方に背負わせているのではないか?と感じています。
そうなんですよね。婚前妊娠のマイナスイメージは、国をあげて子供を作ろうと育てようというムードがない点にあると思います。3人産んだら税金免除くらいにしても良いと思いますけどね。