●今日の大学の授業でリーダーシップについての講義を受けました。いまは必要ないことですが、10,20年先には誰しも必要になるはず。てか、そこまで登りつめなきゃ。
リーダーと聞いて誰を思い浮かべますか?
稲盛和夫さんとかみたいな世間でもリーダーと認知されてるひとから、
歴史的には徳川家康なんかの武将なんか思い浮かべる人が多いかも。
リーダー=圧倒的カリスマ性を持った人って真っ先に思い浮かべたり、リーダー=みんなをまとめてあげるなんか思い浮かべるでしょう。
しかし、現代版リーダーにとって最も大事なのは、一緒にチームを動かしてくれるフォロワーである。
●フォロワーを活かすことを考えよう
フォロワーとは、リーダーとメンバーの橋渡しを担う存在である。組織が大きくなってきたり長期的に維持していくことを考えると絶対に必要。リーダーの右腕的な存在。チームを動かしてくれる縁の下の力持ちと言える。片倉小十郎みたいな側近。
それを顕著に感じるのが、リーダーとメンバーの間で物事の捉え方、価値観にズレが生じている時である。例えば、同じ仕事に取り組んだとしても、リーダーとメンバーでは見ている景色が違う。しかし、リーダーの右腕として活躍しているフォロワーであれば、リーダーと同じ視点で物事を考え、同じように理解する力がある。
リーダーをリーダーにしてくれるのは周囲の人たちである。強いチームには強いフォロワーがいる。リーダーは強くなくていい。カリスマである必要もない。フォロワーを活かすことができれば、リーダーとしての余裕が生まれ、結果的にリーダーとしての威厳も風格も出てくる。
フォロワーと対等な立場を心がけること
リーダーはフォロワーと対等な立場を心がけること。なぜなら、フォロワーは同じ目線でチームを盛り上げる仲間。そのことを自覚し、フォロワーにもしっかり説明して、協力をお願いすること。
そのために必要なのはvisionを明確にすること。
リーダーの仕事は、フォロワーに助けてもらって初めて成り立つものである。
フォロワーに当事者意識を持たせること
リーダーは、リーダーシップを一緒に取れるメンバーをフォロワーに選び、フォロワーと密にコミュニケーションを取ることが重要である。フォロワーとのコミュニケーション不足が、チーム崩壊の大きな原因になるからである。フォロワーには「自分がリーダー」だと思わせるコミュニケーションを取るべきである。フォロワーに当事者意識を持たせ、自らの力でメンバーを奮い立たせるのが、自分の仕事だと思ってもらうのである。具体的には、フォロワーにチームとしての目標を立ててもらうことが有効である。
リーダーはリーダにしかできない仕事をこなして、あとはフォロワーに任せておく方が、チーム全体の底上げになる。フォロワーにやってもらえそうなことは、どんどんと権限移譲していく方がいい。
リーダーがすべてをコントロールしている限り、メンバーは管理された範囲でしか結果を出せない。メンバーが自主的に行動しても、リーダーに否定されたらやり直しになるため、受け身になってしまう。リーダーは「管理する」前にまず「観察する」こと。様々な方法で自分自身の考え、行動を俯瞰的、客観的に見直すこと。
良いチームには、全員が共有している「目的地」がある。その目的地に向かうために、それぞれがぶつかり合いながら、良いチームをつくっていくのが理想である。しかし、衝突を恐れて「仲良しグループ」をつくってしまうリーダーがいる。こうしたリーダーの下で活動するチームは、えてして目的が曖昧で「目的地」にたどり着くことは難しい。
こうした事態を避けるためには、適度な「緊張感」をつくること。チーム全体の目的地を示した上で、メンバーに「◯◯のような役割を担って欲しい」と期待をかける。
フォロワー
→物事を正しく行う
HOWが課題
リーダー
→変化に対応
WHATが課題
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