◯ぼくは耽美主義者なんですが、耽美主義の文豪たちの作品を読むと自分もまだまだだなって思ってしまいます。
ぼくは谷崎潤一郎が特に好きなんですが、
今回は江戸川乱歩の『人間椅子』を読書めもします。
作品自体すぐに読めちゃいます。

- 作者: 江戸川乱歩
- 発売日: 2016/03/15
- メディア: Kindle版
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アマゾンだと無料で読めるんで暇な時にでも。
満島ひかりさん出演でNHKでもやってたみたいなんで、ネットで転がってるかも知れませんよ。ぼくも一昨日見ましたw
NHKで一歩間違えたらavとでも間違えられかねない映像を放送するのかと驚愕しちゃいました。
かなりどエロかも。
最後にそういうことかー、て。
それまでがとてもイメージしやすい文で、凄くリアルで、椅子に座る側と座られる側の両方を、まるでぼくが体験してるみたいだった。
イス側の、悪いことを承知だけど止められない気持ち、幸せ感、異常事態のドキドキ感。そして座る側の恐怖と絶望、怖い物見たさ、自惚れ?全部一気に感じた。
ラストで一気に現実世界に引き戻されたよ。
見た目のエロさではなく、五感をフルで使うのが耽美主義ってのがよくわかる作品だとおもいます。
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