夏休みの宿題として行動経済学をすこし身につけようってことで、まずはベストセラーから読んでいます。
『自分の意見に都合の良い事実だけを取り上げて、都合の悪い事実は知らないふりをする脳の考え方の癖がある』と理解して、ものごとを見るのが大切なんだな。
他人も自分も含めて、もっと合理的だと思っていた人間の脳ですが、
そうではないんだなあ・・・
人間の頭ってそんなに性能良くないのね!
というような目からウロコが落ちるようなことがたくさん詰まっている本でした。
一つ一つお題となる実話から何が言えるのかを一つずつ論理的に教えてくれるのでわかりやすいし読みやすい。
一つご紹介。
27 ペニスは10人中9人が平均より長い!?
一般的に自己判断が正しいことは少なく、間違っていることの方が多いのだ。
自信過剰はいろいろなケースでみられる。
以前書いた記事の自信アリゲーターが増えている事実もよくあることなのだ。
ある質問に対して合ってるかどうかをさらに質問すれば、それへの自信を比較すれば、その人が自分の判断力をどれほど見積もってるかわかる。
イタリアては10人中9にんが自分のペニスの長さは平均より上回ると考えている。
まず、自分が知らないということを知っているだろうかという自問自答が必要なのだ。
この先、一人一人の能力が問われていく時代に突入していくときに必要なのは行動経済学だと思う。
ぜひ読んでみてください。

- 作者: マッテオ・モッテルリーニ,泉典子
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2009/01/30
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