スポンサーリンク

2018年春レジナビに行ってきました。キャリア形成が自由な医師という職業になる医学生が初期研修を選ぶときに考えておきたいこと。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

2018年3月18日に春のレジナビに行ってまいりました。

うちの大学でも四月から新五年になるのでそろそろ初期研修に行く病院選びを開始し始めてる人もぞろぞろいます。

f:id:periaki0813:20180320143645p:image

今回のレジナビに行ってなくても焦る必要はないよ。

自分の大学に残る人は一切こういった病院選びをする必要もないし、夏にはさらにデカい規模のレジナビも控えているので遅れたってことはないけど、ここ数日で感じたことは医者ってキャリア形成がとても難しいなってこと。ただでさえほかの会社員とかより二年も長く大学に拘束されている上に浪人とかしていたらと考えるとスタートが遅いなってのもある。

お医者さんってキャリア形成の選択肢が豊富なのに、医学部ではそんなこと誰も教えてくれやしない。
自分で情報を勝ち取っていくしかない。医学部とか医者ってそうゆう世界でしょうって言ってしまえばおしまいかもしれないが、ぼけっとしている人は置いといて、自分が何したらいいか右往左往しちゃっている人のために少しでも情報になればいいかなって思います。ぼくも日々右往左往状態だし、助け合いですよね。あと、ぼくは最終的には千葉に貢献したいと思ってるので、都道府県の情報としては千葉に偏りがあります。

医師の人生って分岐点が多そう。分岐点をどこの年齢で選ぶかも自分で決めることが出来ないわけではないから二次元的に複雑になる。ターニングポイントは、

1.初期研修

2.後期研修

3.開業適齢期

4.それ以降

女子なんかは、妊娠とかも頭に入れるだろうから30手前ぐらいのキャリアをどうするかはナイーブ。現役でストレートに卒業しても後期研修ではすでに26歳を超えてるからそろそろって感じもありますよね。ぼくのカノジョも今回のレジナビ でコンシェルジュを使って有力な情報を得てましたよ。

レジナビ に行って良かった

千葉は医師の数が足りてないので、県を挙げてブースを作り上げて盛り上げてました。ぼくも千葉のスタンプラリーで8個のシール貰ったのでチーバくんの縫いぐるみ貰って帰りました。千葉で初期研修考えている人は千葉県医師ネットワークに登録していると良いと思います。特に千葉県出身であると病院見学にいくと4000円を交通費としてもらえちゃうので、足しにはなるかと。

コンシェルジュって係りの方がいて、初期研修で自分の要望とかを伝えると合わせて病院とかを教えてくれたりする。その後にブースに行ってみると結構あたる。

救急車台数が5000台以上だと割と忙しいとか全然知らんかったよ。

給料高いところがいいとか妊娠早くしたいんですとか様々なニーズに応えてくれます。

スポンサーリンク

初期研修で大学病院に残るパターン

自分の大学に残るって一番楽。レジナビ とか行かなくてもいいし、今まで授業に来てた先生とか、先輩も多いだろうし、いまから大学病院に残るって決めてる人も一定割合います。

大学病院での初期研修って人数も50人くらいいるし、ポリクリの延長みたいな感じで終わってしまえば2年間を無駄に過ごしてしまうような気もする。ハイパー、ハイポって言葉があるけど、個人的には自分が何を得たいか次第で同じプログラムでも如何様にも忙しい度合いって変わってくると考えてます。例えば、旅行でめっちゃハードスケジュールなときにハイパーって感じるかってことです。レジナビ のときのメモをしておきます。

  • 千葉大学附属病院

唐澤先生に千葉で働くことについて広く教えて頂きました。

  • 順天堂大学浦安病院
  • 日本医科大学千葉北総病院

一番研修医の先生が疲れてそうでした。

初期研修で市中病院に行くパターン

大学病院よりは給料や福利厚生がしっかりしてるイメージがあります。規模が小さいところは初期研修医が2人とかのところもあります。それをよしとするかどうするかは人それぞれです。指導医の人数も少なくなってしまい、アットホームな感じになるか、目が行き届かなくなるかは病院次第って感じ。レジナビ のときのメモしておきます。

  • 行徳総合病院

医師と研修医の関係性が良さそう。雰囲気良さそう。病院新しい。研修医少ないのがネックかな。

  • 君津中央病院

すべてが標準以上。ドクターヘリ推してくれたけど高所恐怖症なんですよね。

  • 成田赤十字病院

体育会系でハイパーって感じ。

  • 船橋中央病院

特徴がよくわかりませんでした。

  • 松戸市立総合医療センター

整形やリウマチにも力入れてそうで良かったですね。

後期研修のことも考えた方がいいのか?

新専門医制度により既存の専門医制度よりも大学病院への依存度合いは強くなっている。博士とか医局に入ることとかも鑑みると初期研修の段階から大学病院へ入っていた方がいいのかも。今では医局に入らず市中のみで働く医師も十分にいる。論文を発表するだけが学問ではない。市中で働きながらも学ぶことは十分にできる。なので初期研修で学ぶことは学ぶスタイルを確立することにあると思います。手技を実際にやる事で学ぶこともあるし、鑑別を自分なりにもう一度考え直すこともあるし、教科書を開くこともできる。

結論としては、どうなるかわからない後期研修のことは今は考えないです。

医局に入るとは

大学病院の医局に入るとはどういう事か。

メリットもデメリットもある。

まずデメリットとしては外病院に行くことになる。日本全国のその医局が抱えている病院に行くことになる。ぼくの父親もいまでは千葉で開業しているが、ぼくが未就学児の時に横浜あたりの病院で働いていた事があったがようやくなんでそこで働いていたのかわかりましたわ。横浜で働けるならいいじゃんとか思いましたが、外病院では指導医の人数が著しく少ないので、自らの手で成長して行く必要性がより強くなるのかも知れません。

メリットとしては、卒後20年後になったくらいに急にどこかの病院に行ったとしても、ポストに入りやすいってこと。そして医局員同士は同じ部活の部員のように一体感は一生モノだということ。

そこで思い出したのが父親からのこの前貰ったLINEです。

病院見学は千葉に限らず、グローバルに考えて色々みた方がいいよ

この言葉が為す意味が活きてきたわ。長い目線で見ることが重要だな。

コメント待ってます!