バルバロイ/「聞きづらい言葉を話す者」または「訳の分からない言葉を話す者」の意
三連休最後の日は来週からの実習のために大学に来ている。
うちの大学の構造上ともいうべきか、未計画のずさんな工事の結果からか、
外観も中身も大変きれいなのだが、
迷路状態になっている。
これは問題であって、患者や外部から来た来訪者は絶対に迷ってしまう。
さらにいうと、セキュリティ対策をばっちりしてしまったがために、一度迷い込んでしまうとセキュリティカードがないと中々別棟に移動できない。
今日もそんな理由から来訪者がソファーで横になりながら問題を解いていた僕に助けを求めてきたのだ。
「リハビリ室ってどこですかね?」
多分PTさんかな。髪の毛は短く刈り上げられており、体も割とがっしりしているからという偏見からだけど、リハビリ室での講演会を聞きにくるくらいだから、多分当たってる。
「リハビリ室ですか?多分病院のほうだと思いますのであちらの方ですね。」
「いやー、これセキュリティカードないと通れないですね」
「僕がピしてあげますよ」
そういつもみたいに言ってしまったのだ。恥ずかしい。
「???」
ピ
/ぼくの大学ではカードリーダーにタッチする意
その電子音からぼくらは出席するためにカードをカードリーダーにタッチすることをピと呼ぶ。
しかし、外部のものにとってみたら、まさにバルバロイ。
カップルの場合にもこれは多いことです。2人にだけしか通用しない言葉やノンコミュニケーションな言語もあります。
ぼくの親2人はよく十字屋だなーっていいますが、子供にも最初は意味不明な言葉でした。なんとなく、充実してるという意味でとらえられるのですが、真相は長らく不明でした。
いつかのタイミングで聞いてみたところ、
どうやら、
千葉に昔十字屋ってデパートがあったらしく、なんでも揃っていたからそれにあやかって、至れに尽せりのときに言っていたそうだ。
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