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腕立て伏せを使えばトレッドミルよりコスパよく心疾患リスクがわかるかもしれない

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自重筋トレをぼくは推してるわけで、自重筋トレやっててなんかプラスαのメリットないかなと探していたわけです。

腕立て伏せと心疾患リスクについての文献がありました。

心疾患リスクファクターって

  • 喫煙
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 家族歴

みたいなものがあがります。上に当てはまるひとは心疾患で痛い目にあうかもしれないので気をつけましょう。

こういったリスクファクターがなくても心疾患は突如として起こるもので、ある程度精度よくスクリーニング出来たら嬉しいですよね。

ハーバード大学などの研究がとても面白かったのでメモしておきます。

【方法】

  • 観察研究
  • 1,104人の消防士を対象
  • 平均年齢は39.6
  • 平均BMIは28.7

次のルールで腕立て伏せをしてもらいました。

  • メトロノームを80bpmにセット
  • メトロノームに合わせて腕立て伏せをする
  • メトロノームが3つ鳴るあいだに腕立て伏せができなかったらゲームオーバー

全員に限界まで腕立てをしてもらったうえで、

【結果】

10年ほど追跡調査して、心臓や血管まわりに異変が出たかどうかを調べたら、

37件の心疾患が確認されまして、

腕立て伏せが10回しかできなかった人に比べて、41回以上できた人は心疾患リスクが96%も低かった⤵︎

被験者の心肺機能もトレッドミルでチェックしてるんだけど、驚いたことに、腕立て伏せの能力は、最大化のトレッドミルテストよりも心疾患を予想することができた。

つまり、腕立て伏せの能力ってのは、結構病気の発症を予想する力が高いのではないかと結論づけられてました。

この研究は中年の男性しか計測してないんで、

若い男性、老齢の男性、女性全般を対象に研究を続ける必要はありますよね。

腕立て伏せを使えば、ローコストに心疾患のリスクを計測できる。

サルコペニアの軽いスクリーニング感覚でやってみては、如何でしょうかね。ぼくも腕立て伏せは50回を目安に継続していて、20代の人はコレを継続するだけでも効果はあると思いますよ。

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