ハードモード人生をイージーモードに変える方法 イキリ研修医はハードモードになる?

2019年に書いた記事のアップグレード版です。

こんにちわ。なかじです。ぼくが働いている研修病院は比較的ハイポよりなのでイキリ研修医とは無縁なんですが、SNSとか見るとイキリ研修医は一定数いるようです。上級医に楯突いてしまったり、医療者さんに横柄な態度をとってみたりする人をイキリとするならば、個人的には行きにくいような気もするんですが、イキリ(自分の能力を過大評価した行動)にメリットがないものか論文を漁ってみたらありました。

人間は、実力をプラス・マイナスどちらの方向にも大幅に過大評価しがち。優秀な人は何をやらせても優秀、ダメなやつは何をやらせてもダメと考えがち。それを心理学の用語で言うとハロー効果という。ハロー効果を良しとしている論文は多いですのでメリットがあることは伺えます。

例えば、

私大医学部卒の医者より東大理三卒の医者に診てもらいたい。

みたいなのは少し異論はありそうですが、メチャわかりやすい例かもしれませんね。ぼくのように人生ハードモード最近イージーモードって思っている人間にはストンと腑に落ちた一冊が、

医学部にいる人が上手く出来てる人と下手な人に大きく分かれる世間を上手く渡るためのヒントとなる本です。先程の例は少し異論が多そうなので、実例を示すと、

1974年、カナダで選挙があって、イケメンの政治家は、そうでない政治家の2.5倍もの票を獲得していた。

重要なのは、

イケメンだからその政治家に投票してしまったと気付いていないことなのだ。

イケメンだから、政治力や性格など別の素質まで能力があると受け止めてしまうのだ。

これはイケメンだからってことではなくて、

有名大学出身だから

ホリ●モンが言ってるから

堂々と話してるから

みたいに同様の現象が発生する。

それを、ハロー効果って言う思考の錯覚が起きてしまっている。

うちの学年の頭のいい男子が

口頭試問で堂々と答えれば間違っててもオッケーもらえる

と言って呼吸器の口頭試問を乗り切っていたのである。後々、別の先生からウソつきとお咎めを受けていたが、その時を乗り切るチカラにはなったわけだ。

ブラウン大学の研究なんですけど、

試験でいい点数だったと自慢する人

 

試験で良くない点数だったと謙遜する人

 

の2群に分けて実際の点数と外部の捉えられ方を比較したものです。

 

結果ですが、

自慢して×頭のいい人は、人は有能と考えるが、道徳的にはどうよって判断に。

自慢して×頭の悪い人は、人はサイテーと捉える。

てな結果になっていて、要は自分がどう思われたいか次第かなってところでした。さらに言うと、自分の好感度とか信頼感ってものにだけ着目したら謙虚に行動するのが最も良いと言われています。余程エビデンスに基づいた発現をしないと謙虚に行動するのがベターってことですね。

ぼくなんかは謙虚派、陰キャの部類に入るのですが、客観的な判断以外の要素で自分を判断するのは控えるようにってことです。テストで悪かったら勉強しなきゃだし、ミスを犯してしまったらミスしないように把握することが大事ってことですね。

 

思考の錯覚を多く獲得しよう!

逆に言えば、

思考の錯覚を多く獲得すれば人生においてハードモードからイージーモードに転換できるってわけ。あーなるほどって本書を読んでから気づいたのが、留学したという経歴。英語を勉強するって目的だけかと思いきや、留学をやりきったオレを評価してくれ!ってことなんだろうな。ぼくはいま医学部の大学生だから、次誰かに評価される時はマッチングの面接時だ。同じ大学生なら短期的には就職面接を念頭に錯覚資産を形成していけば良いと思う。

実際に就職面接でいう言わないは別としてアピールポイントとして、

例えば、

  • 部活の主将やってました
  • 他学部と合同で部活してました
  • ガイドなしで100本以上潜ってました
  • 中高は〇〇学園の男子校でした
  • 彼女と6年目です

難しい選択ほど、最適な選択肢ではなく、与えられた選択肢を選びがち。

ココからは少し余談に入る。選択のマジックとも言えるから思考の錯覚の一例として紹介しておく。

臓器提供したい人がチェックを入れる国よりも、したくない人がチェックを入れる国の方が、臓器提供への同意率が高い。判断が難しいとき、考えるのを放棄して、直感に従ってしまうから。

ある1つの、説得力を持つ言説があるとき、それと正反対の、やはり説得力のある言説が可能です。現実には、完全な正義・悪なんてなくて、誰にでも・何にでも、良い面と悪い面があるのだが、人間はわかりやすいストーリーを好む。自分の好きなものはメリット大・リスク小だと考えるし、嫌いなものはその逆だと考える。

日常でもよくあることだ。ランチAセットが単品よりもおトクであると思い込んで、単品を頼むのではなくて、ランチAセットを頼んでしまっている。

つまらない仕事で、少ない報酬しかもらえない場合、脳が矛盾に耐えられず、無意識が記憶を書きかえて「報酬は少なくても面白い仕事だからいいんだ」と思い込んでしまう。

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