今回、医者の年収よりも考えておいてほしいことは、
リーダーシップについてです。
新たな年度になって色んなところで新リーダーが動き出していることだろうと思う🌸
カリスマ性のあるリーダーはそのまま突き進んでもらって構わないけど(後に論破します)、カリスマ性に自信のないリーダーは多いんじゃないだろうか。
ぼくも部活のリーダーをやりました。決してカリスマ性などはありませんが、上手く1年間をやり切ったと思います。リーダーシップはスキル向上ではなく考え方です。その時にリーダーシップとして何を考えていたのか、上手く人を動かすためにはどうしたのかをここにまとめておきたいと思う。
リーダーシップをとることは定義も曖昧。リーダーシップとは?って聞かれてすぐに答えられる人は特に日本人には少ないだろうな。
この考え方は医療界に将来身を投じるぼくは一生向上させていく必要がありそう。看護や介護の業界でも必要な話しですね。
意味づけ
ぼくが部活のリーダーになって何をすべきかと考えたときに、
部活に意味づけをすることが大事なんじゃないかと考えました。
元来、ある組織があった場合、ビジネスとかでもそうだけど、
組織が集まり→生産→意味づけをする
みたいな流れが主流だった。ライフスタイルの変化に伴ってQOL重視時代になり実は意味づけが先の方が人って集まるし、やる気もでるんじゃないかというのが最近の主流のように思える。
現に、ぼくは少し投資にも手を出しているが、どこに投資しようかって考えたときに意味づけができてるかどうかで決めています。
意味づけがちゃんとなされた組織では、各々が自分が何をしたら良いのかを考えて自分から行動できるようになります。
最大理念のために最短ルートを取ってくれるわけです。
ぼくも部活では、後輩とかに部活をやることの意味づけを話してきたつもりです。とくに医学部など大学の部活のような、カネの利益にならないものは、意味づけが無ければ、だるいし、集まっても、烏合の衆に成り下がり、幽霊部員、ヤリサー、などの言葉が生まれてきてしまう。
意味づけって難しそうならば、組織愛とか納得感のあるビジョンをどう芽生えさせるかって考えるといいかもしれない。
語源としてのリーダー 死 馬
リーダーとは元々の語源は
死地に先頭に立って行く者
馬の手綱を引くもの
みたいなものがあり、これはカリスマ性のあるリーダーを表していますね。
カリスマ性あるリーダーは一見めちゃくちゃすごいってなります。
しかし、業績の良いときのカリスマリーダーのミラーイメージにより組織全体も『おれらもカリスマ』ってなりますが、
業績が悪くなったときには組織全体も『おれらはカリスマではない』ってなるわけではなく、『お前が悪い』といった感じで組織で責任の押し付けあいが起こってしまいます。
組織は良いときもあれば、悪いときももちろんあるので、そんな組織は嫌ですよね。
つまり、今の時代はカリスマ性あるリーダーは求められていないわけです。
信用 信頼
とはいえ、少しはなんか実績ないとリーダーにもなれないんじゃないかってなるわけです。
そこで、リーダーになるため、リーダーを維持するためのキーワードを提示すると、
過去の信用
未来の信頼
ですね。
過去の信用ある実績によりリーダーになることができます。カリスマリーダーを求めているわけではないので、普通のことを普通やり切っただけで実績になります。
リーダーを維持するためには未来の信頼がないと組織は崩壊してしまいます。誰かが抜けてしまったり風紀が乱れがちになるでしょう。
未来の信頼って一番難しくて、
ぼくは正直に自分の出来ないことを言うことだと思っています。
ぼくはスキューバダイビング部なのに泳ぎは全くできない
とかね。信頼は、その人の実績や過去の振る舞いを見たうえで、その人の人間性や習慣、クセ、感覚といった目に見えないものに対して期待し、その期待に応えてくれるだろうという気持ちの表れです。気持ちに気持ちで応えるのが「信頼」です。「信頼」は気持ちと気持ちのつながりですから、あのリーダー、あれ出来なさそうだから自分がやっておくかみたいな、相互に助け合いの精神が出来るわけですよ。
相互関係と言えば、フィードバック
自分の出来ない事をみんなに言うってとても大事な事です。
だれしも、出来るところ出来ないところがあります。カバーし合う事で組織のミスを大事にしないで済みます。内々で処理してしまうと、デカいミスにつながると思います。
医療安全の授業でも習いましたが、
ヒヤリハット→フィードバック
は組織のミスを最小限にできます。
ぼくの部活でもダイビングをした後にフィードバックの時間を設けてます。
前のカリスマリーダーの話しに戻りますが、カリスマリーダーが一番上にいると、みんなカリスマ妄想に浸ってしまい、小さなミスをみんなに伝えにくくなってしまいます。カリスマリーダーやはりクソってことだね。
以上ザザッとぼくの考え方を書きました。ふわーっとリーダーやるか、ふわーっと見えるけど理念を持って組織をそれとなく動かすリーダーになるかは考え方次第ですね。参考になれば幸いです。
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