トーク力は男なら一度は欲しいと願うものの一つではないでしょうか?
芸人さんがモテるのもトーク力が素晴らしいからだと思います。トーク力を鍛えるのは一朝一夕で身につくわけではないです。先日、美容院で髪を切ったのですが、隣で切ってもらっていた女性の痛い男子の話しはとても参考になりました。
- 芸人さんのトーク力を自分も持っていると勘違いしてしまってる
- まだ童貞ゆえに自分のことばかり話してしまう
つまり、女子が話しているのに自分の話しを被せてくる男子が不快です。こういった包茎トークをいつまでもしていたのであれば、淋しい人間になってしまうのは必然でしょう。
これって意外と医学部男子、医師に多そうです。少し面倒な先生って包茎トークするからだと思う。
相手も気持ちいい自分も気持ちいい、良い人間関係を保つ上では、思慮が足りずコミュニケーション力がない、ということになります。
包茎トークはモテない
相手のトークをどんどん引き出すことができるトークがモテるトークだと考えている。
求められているのは、包茎トークではなくて、コミュニケーションなのだ。
会話やコミュニケーションは、言葉だけで成り立っているわけではないです。話を聞く時の姿勢、目線、手の動き、声のトーン、場所の雰囲気、それら全ての統合により、「どんなことを伝えあうのか」が変わってきます。
相手の話に、自分の話をかぶせる行為で「あなたの話は重要じゃない」というメッセージを送ってます。「あなたの言ってることは間違ってる、時間の無駄、と思っていますよ」というメッセージが無意識レベルで伝わっていく行為になります。
ぼくの身近な人たちの一例
例1.
部活では先輩が武勇伝を語りたがるのはどこにでもある風景。ぼくは結構それを聞くのが好きです。
海外で少し悪い事をした話しをして、後輩からすご〜いって言われるのがお決まりです。しかし、包茎トーク(男子とも限らない)を被せてしまう人はいるんです。『私もおんなじ様な経験して、、、』
自己承認欲求が強いと感じざるを得ないです。
例2.
お酒の話しをしていると、毎日飲んでるとか、昨日飲んだものを披露しがちな人もいます。自分の方が優れていると誇示したいんでしょうか。
相手が「話を聞いてもらったな」という満足感を得られるような対話ができないわけですから、いろいろな弊害が出てくるでしょうし、このような態度を続けていると、誰かとの親密な関係を築きにくくなってしまいます。
このような人と対応する時は、あまり深い話をしないようにしてあげた方がいいです。
「感情的な知性」“EI(Emotional Intelligence Quotient)”
標準的には、自分そして他者の感情をよく把握し、それによって自分の感情をコントロールする能力と理解されています。大きく3つの能力のことをいってます。
- 認知的共感、他者の視点を理解する能力
- 感情的共感、他者が感じていることをくみ取る能力
- 共感的関心、相手が自分に何を求めているかを察知する能力
自分が人の話を遮って、自分の話をかぶせていないだろうか?ということを気にした方がいいです。コニュニケーションにおける自分の癖を修正していくことをしていった方が、建設的な結果につながるのではないでしょうか!?
なぜ言葉をかぶせてしまうのか!?
それは、言葉を聴きながら、思考しているからです。
相手の話「だけ」を聴いていることって、ほとんどありませんよね?常に、自分の思考が同時に動いています。
育った兄弟構成からの影響
兄弟がいない場合だと、親にずっと話しを聞いてもらえる状態が続きます。親以外に対しても、ねー聞いて聞いてってのが普通になってるわけです。
4人兄弟とかだと、人の話を聞き終わってから自分が話し出すなんてこと、できません。自分が言いたいことを語るチャンスは一生巡ってこないですよね。そして、大人になってからも引き続きその方式の会話をするようになります。
このパターンの場合は、まったく悪気はないのでしょうし、むしろ「コミュニケーションがうまくいってる証拠」だという感覚を持っていると思います。
相手が話をかぶせてくることが気になって仕方がないという場合は、私たちは皆「育った家庭での会話パターンを引き継いでる」ということを思い出してみてください。
「この人はどんな人生を歩んできたのかな」と、相手に興味を持ちつつ優しい目で見つめながら対話してみてはいかがでしょうか。
そうしていると、「話をかぶされたこと」を不快に感じる必要がなくなります。
いつも気持ちいい心でいられます。
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