こんにちは、なかじ🐨 (@nakaji_med) | Twitterです。
ケアンズで1週間ほど旅行をしてきました。
ケアンズで働くのもアリかなと考えているのは主にぼくの友人です。というのも、日本ではヒートテックを6.7枚いつも着込んでおり、なのに調子悪いって言ってるような感じです。ケアンズ旅行にも、チンするご飯、お湯で戻す味噌汁など和食を持ってきたほど。
ですが、ケアンズ旅行の最中、『調子いい!』『いつもの3人前くらい食べてる』ってベストコンディションだったようで、ケアンズの気候なのか、飯なのか、わかりませんが、友人ながら喜ばしかったです。
今回泊まったマントラエスプラナードの目の前にはランニングコース、サイクリングコースが別にあり、安全。運動してる人ばかりなのでモチベーションアップにつながります。
市が運営してる、曜日ごとの健康プログラムもあります。例えば、ぼくが参加したやつでは、火曜日→ズンバ、水曜日→アクアズンバ、土曜日→ヨガ🧘♀️健康にだいぶ気を使ってるようです。ほかにも太極拳やメディテーションなどもありました。
街中でズンバを経験。テンションめちゃ上がったので、日本でも続けたいし、教える側にもなりたい。
人間は基本的に「始める」「辞める」「続ける」の3つしか選択肢を持たずどれもが正解になりうるし間違いにもなりうる。
やってよかったかと分かるのは数年後
辞めて良かったと分かるのも数年後 pic.twitter.com/GDhusFdASc— なかじ🐨 (@nakaji_med) 2020年2月21日
今年から千葉で研修医を開始する予定ですが、一次予防のための健康的なプログラムに関心があります。千葉県内にも、いきいきプログラムとかがありますが、パーソナルレベルではどれほど効果があるかわかりません。
Atlantic大学などが行ったレビュー「運動ベースの心身介入はどれぐらい意味があるか?」が面白かったのでメモしておこうかと。運動ベースの心身介入ってのは、体を動かしつつメンタルケアの要素を持つ行為のことです。
✅ヨガ
✅太極拳
✅気功
の3つをメインに取り上げてます。3つとも運動の要素×瞑想の要素があります。
625件の先行研究からわりと精度が高めな32件を選んで3,484人分のデータを抽出。そのうち25件がヨガで、太極拳が4件、気功が3件って内訳になっております。
✅ヨガ、太極拳、気功が腰痛をやわらげ、抑うつや不安なども減ると報告している
✅20歳代の男性は、長期間のヨガによって慢性の腰痛が軽減し、太極拳で急性の腰痛が軽減する可能性がある
✅ストレッチと比べた場合、太極拳のほうが腰痛に効果的かも
✅気功については3件しかデータがないからよくわからん
分析の仕方は粗いので問題があるので、このレビューを使って「ヨガや太極拳は素晴らしい!」とも言えるし、「結局なにも証明されてない!」と言うこともできたりはします。個人的な印象としては、最近は「腰痛=メンタルの問題でもある説」はかなり確立されてきたので、脳の方向から腰痛を直そうと思ったら、認知行動療法みたいに理詰めで取り組める手法のほうが良さそうな気はします。運動療法の効果もかなり認められているんで、普通のストレッチも合わせてやっておきたい。
って感じです。ケアンズの健康プログラム良さそうですね。日本だと毎日何かに取り組むって難しそうですが、こういう取り組みが増えるといいですね。とりあえずそゆうのがあるケアンズで働くって考えてる友人にも一理ありそうです。
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