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研修医は疲れてなんぼだけど、疲れが取れにくい原因は免疫の暴走かもしれない

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充実した毎日をおくってます。

ですが、最近寝て起きても疲れが取れていないってことがあります。眠気、肩こり、脚の筋肉痛、、、から疲れってきそうですが、疲れてってとても曖昧ですね。

Persistent fatigue induced by interferon-alpha: a novel, inflammation-based, proxy model of chronic fatigue syndrome – ScienceDirectによると、慢性的な疲れの原因は免疫の暴走にあるようです。実験中に激しい疲労感をおぼえた18人のなかで、疲れがヒドい人ほど免疫の反応が優位に増加してたようです。ぼくも、卒業試験終了した次の日に帯状疱疹になってしまったのでひしひしと感じます。

インターロイキン10や6ってのは、免疫システムのメッセンジャーみたいなもんで、体内の炎症が増えるほど分泌量も増すことがわかっております。

がん患者とか結核患者も疲労感感じやすいですし、免疫の暴走って疲労感と相関がありそうですよね。

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暴走に関与してそうなものリスト

感染症とかの問診では、環境要因やアレルギーについて患者さんによく聞いてます。遺伝的に免疫が暴走しやすい人と比べて変化させやすい要因でもありからですね。免疫の暴走に寄与してそうなものを取り除けば少しは疲れが取れやすいかもしれません。

★タバコ

タバコは体を壊滅状態にしますが、当然ながらアレルギーにも厳禁。タバコと自己免疫疾患の関係はよくしられてまして、関節炎の原因にもなったりします。当然、受動喫煙も最悪なので居酒屋とかでも気をつけてね。千葉とかでは全面禁止です。

★感染症🦠

アレルギーや自己免疫疾患は、実は感染のせいで起こりがち。いくつかのバクテリアは、ヒトの体内のタンパク質に似たものを持ってまして、敵味方をみわけるのが難しかったりするんですね。感染したからといって必ずしもアレルギーが起きるわけじゃないものの、可能性はなきしもあらず。感染が原因だった場合はライフスタイルを改善しても効果がないので、是非病院へ!

例えば、最近、感染症で勉強したものだと、

  • ピロリ菌
  • ヘルペス
  • 腸管ウイルス
  • パルボウイルス
  • レンサ球菌
  • トキソプラズマ

★重金属に汚染されてる

小学生の社会でもやった公害で喘息みたいなイメージ。水銀、カドミウム、アルミニウムなどの重金属が体にたまったときも、アレルギーや自己免疫疾患の症状は出がち。重金属が体にたまって良いことはあんまないんで、気になる方はテストを受けてみるといいかも。

★処方薬の飲み過ぎ

抗生物質や降圧剤のせいで、とくに顔などに激しい症状が出ちゃうパターン。これは薬剤誘発性ループスと呼ばれてまして、いまんとこ38種類のクスリが原因として特定されております。

★紫外線

太陽の光はビタミンDを作るのに欠かせない要素なんですけど、いっぽうで浴び過ぎは「皮膚筋炎」自己免疫疾患のリスクを増やす人もいます。

★環境エストロゲン

環境エストロゲンは、身のまわりにあって女性ホルモンに似た働きをする物質の総称。豆やフラックスシードに多い植物性エストロゲンや、プラスチック類、洗剤などにも入ってたりします。

少量なら問題ないものの、現代はエストロゲンが過剰になるケースが多め。体内の量が多いと免疫に悪さをすることがわかってます。

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