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高価な結婚指輪は経済学的にはアウト

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そろそろエンゲージメントリング買おうと思ってます。

かつては給料3ヶ月分なんて言われていた時代もありましたが、今では平均的には1ヶ月分くらいでしょう。あくまで平均的なので多くても少なくても良いわけです。

経済学の論文に結婚指輪についてのものがあったので参考にしたいです。

‘A Diamond is Forever’ and Other Fairy Tales: The Relationship between Wedding Expenses and Marriage Duration by Andrew Francis-Tan, Hugo M. Mialon :: SSRN

離婚したこともある人も含んで3,000組の夫婦を対象にした調査でして、結婚した年齢、婚約までの年数、子どもの有無などなど、さまざまな質問に答えてもらったあとで統計処理を行ったんですね。すると、高い結婚指輪を買った夫婦ほど離婚率が高かったことがわかりました。

具体的には、結婚指輪に2,000〜4,000ドルを使ったカップルは離婚率が激しくアップし、1,000ドル以下だった場合は結婚生活が長続きする傾向がハッキリあったみたい。もちろん、これは高価な結婚指輪を買うこと自体が悪いわけじゃなく、見栄っ張りな人ほど結婚指輪に金を使いがちだから。結局3ヶ月分くらい。

見栄っ張りが結婚する→高価な指輪を買う→その後の生活でも見栄を張る→高価な買い物が続く→離婚!

って感じですね。特に、離婚した夫婦には、借金をしてまで結婚指輪を買ったケースが多く、そのストレスが後の生活に悪影響をおよぼしたみたい。そんなわけで、結婚指輪の価格は幸福な結婚の指標にはなりません。あくまで身の丈にあったものを買うのがベストみたいっすね。彼女に高価なものをお願いされてる人とかは考え直した方が良さそうです。

追記 2021年12月

研修医2年目となり、僕の耳にも結婚したというカップル、同期の情報が舞い込む。

やはり、話題になるのは婚約指輪についてである。Twitterとかみてても、ハリー・ウィンストンなどの超高級ブランドの写真を見る。みんな頑張ってるなと思いつつ、この記事を過去に書いたことを思い出しました。SNSの普及で女子は割と周囲に見栄を張りたがる生き物ということは昔からおもっていました。「●●ブランドの冬季限定のバック買ってしまった」アピールの投稿とかみるとまさにと思ってしまう。しかし、男子も一定数そういう見栄を張る人間がいるのだと思った。

この前与沢翼さんのYou Tubeをみてて語られていたんですが、ドバイに行ったことのメリットはタックスヘイブンってこともあるが、家族以外に見栄を張らなくてすむことにあるとおっしゃってました。与沢さんくらいになると見栄を張るとどれくらいになるんだと思いますが、かつて自己破産をされる過去をお持ちですし、身にして発する言葉なんだと思います。

見栄を張るべきは家族だけにするってのは教訓になりそうです。家族がほしそうなものだけ考えればいいと思う。

周囲に対して見栄を張ると自己破産(この場合は、金銭的以外のことも含まれる)まっしぐらですね。

コメント待ってます!

  1. こんばんわ。
    結婚指輪の件、興味深く見ました。
    親が結婚指輪をしているのを見たことがないのと、仕事に邪魔になる関係でつけないのが相まってどんな指輪を買っていたのか、全くわからないですね。
    でも、結婚指輪があるなしに関わらず、
    見栄の張りすぎは身を滅ぼすというのは
    あり得る話だと思います。
    自分が幸せかどうかの指標に、結婚指輪の価格はならないだろうなって頷けます。
    なかじさんは、どう思われますか。