自分は結構落ち込みやすいですが、落ち込んだときはどうしてますか?
新入職者に捧げる幸せに働くための6つの方法にも書いたんですが、瞑想とか認知行動療法が落ち込みに結構きくと考えてますし、そういった論文は大量にあります。目をつぶって気持ちを落ち着けるだけでも効果はあるそうで、ぼくも研修医室で軽い休憩をするときは10秒間目をつぶるということをしてます。
認知行動療法は内面を変えることで落ち込みとかに効果を発揮する方法なんですが、実際落ち込んでいる人に内面を変えろと言うのは結構酷なことだと思うんですよね。
医師国家試験レベルでも自殺志願者とかうつ病の患者に頑張れと言ってはいけないように、内面を奮い立てせるのは難しいようです。認知行動療法と同じくらい研究が進んでいるのが、行動活性化療法ってものです。行動活性化療法とは好きなことをしろ!嫌いなことはするな!というシンプルなものです。気分が上がったときと気分が下がったときの行動を点数化しておいて、自分が好きなこと、嫌いなことを明確化しておくのです。うつ病患者に対する問診でも以前は好きな趣味が嫌いになったというような質問があるんですが、好きな行動がわかっていなければ自分が鬱病になったかもわかりません。好きなことだけして生きろみたいなコンセプトの本が啓発本でよく書店で並んでいるのはそのせいかもしれません。大学1年位に堀江貴文さんの本にハマっていたときも、こういったコンセプトをよく目にしました。
ある論文によると認知行動療法と行動活性化療法とでは、効果に差異は認められなかったそうで、やって見る価値はあると思います。SNSとかでツイートをさかのぼってみると、自分の好きなこと嫌いなことがわかるかもしれません。僕はご飯を食べているときとか、料理をしているツイートが多いので、ご飯関係のことをしているのが楽しいときなんでしょうね。
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