医療安全管理委員会なるものが病院にはありまして、神経損傷リスクのある採血は控えましょうとかを啓蒙してくれるんですね。先月も血ガスをどこから取れば良いか問題が浮上してました。
ヒューマンエラーをどれくらいなくすことが出来るかが医療業界の重要な課題であるわけですがそんな医師たちには耳の痛い話しが下のリンクにある論文に出てました。
APA PsycNet
●ウィスコンシン大学のスタディ
●半分を24時間眠らない状態に追い込み、集中力が必要なタスクをこなしてもらう
●結果、不眠グループのエラー率は、普通に寝たときの15倍!
たとえば医療統計によれば、患者の体内にスポンジを置き忘れてしまう事件が1日に平均で11件も置きている。
医療ミス、交通機関の事故、核施設の操作トラブルなど、さまざまな問題を見てみれば、その多くには睡眠不足がかかわっているケースが多い。プロの世界でも睡眠が足りていない人は普通なのだ。
過去の研究でも、仕事中に寝てしまった経験を持つプロフェッショナルの数は25%近くにものぼる。
ヒューマンエラーのおもな原因は睡眠不足なのだ!ってポイントが強調されておりました。睡眠不足で脳機能が下がるのは常識ですけど、ここまで違うとさすがに当直明けは帰ろうって強く誓えます。
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