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ICって難しい。悪い知らせを伝えて来ただけで嫌われちゃうという論文

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こんにちは。なかじです。

6,7月は整形外科回ってます。将来的に考えてる科でもあるので、先生にひっつき度合いも一入です。術直後のICにもついて行って色んな先生の仕方を見てます。ICは医学部時代から学ぶことなんですが、勉強すれば身につくわけでもなく、とても難しい技術の一つかと思います。

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整形外科は特に根治と言うのは難しくて痛みが改善するかしないかが問題になってくるのでICが結構重要になってくる科ではあると思います。

悪い知らせを伝えてくる人はそれだけで嫌われてしまうと言うハーバード大学の論文があったので紹介します。

APA PsycNet

悪いニュースを伝えてきた相手を嫌いになってしまうのには自体の意味を瞬時に理解しようとする人間の性質が関わっていると思われます。悪いニュースが意味を理解したいと言う欲望をかき立てこの欲望が悪いニュースを伝えてきた相手を嫌うように仕向けます。僕も救急外来なので患者さんや患者さんの家族に説明する時があるのですが悪いニュースを伝えてあげるだけでちょっと怒鳴られたりもすることがあります。なぜ自分によくないことが起きたのかと言う理由が知りたい気持ちが生まれます。理由がわからないのでイライラする。

そうだ、情報を伝えてきた奴が悪いことにすれば解決だと思うようになって悪いニュースを伝えてきた人間を嫌いになる構造になるそうです。自分の不幸を受け入れられない気持ちが伝えてきた人への転嫁されたものだと考えられますね。

この論文から学べることとしては、

  • できるだけ悪いお知らせは伝える役目は避けたほうがいいってこと
  • どうしても悪いニュースを伝えなければならない時はこの事態がうまくいくことを願ってます的なことを言って悪意がないんですよって言うことを強調したほうがいいですね。

僕も次の救急外来から実践していきたいと思います。

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