4月から新しい環境が始まります。適応能力が低いので少しストレスもあります。僕の入る医局は毎年大所帯でして、ハイポ病院育ちなので、ハイパー病院出身者は怖くないかなと不安感があります。
しかし、みんな自分が参加しているゲームが異なるのでそんな不安感は意味のないことかもしれません。
例えば、甲子園に行ったレギュラーではない球児を一括りに野球選手と言ってはいけないのです。それぞれの人生があります。そこを明確にしとかないと人生幸せになれなさそう。
同じ事が医局同期の中でも言えて、めっちゃ働きたい人、家庭も大事にしたい人、教授を目指してる人、手術大好きな人、有名病院で働きたい人、親のクリニックを継ぐ人、子供を育てたい人などなど、さまざまなロールモデルが想像出来ます。みんな違うゲームを生きているのです。
ゲーム理論は、ビジネスにおいて状況を分析し、仕事で最適な行動選択をするうえで、大いに役立つものだと言われています。
囚人のジレンマとかの例を聞いたことがある人は多いでしょう。ゲーム理論とは、「利害関係にある相手がいる場合に、競争相手の行動を踏まえつつ自分自身がどのような行動を取れば最適な結果となるのか、数学的モデルを用いて合理的に決定するための理論」のこと。1944年に、数学者のジョン・フォン・ノイマン氏と経済学者のオスカー・モルゲンシュテルン氏によって提唱されました。

ゲームの条件が多面的になりすぎて、数学的モデルとして捉えることが難しいです。そして今回僕の置かれている状況としては、別に営利的な問題を言ってるわけではないので、自分とは別のゲームをしている人の影響を受けなければ良いのです。
自分のゲームを明確にしておくことが必要になるのですが、僕は白い紙に自分のゲームに付いて書くことをおすすめします。ブログに書いておくのも良いかもしれません。自分のことなので誰かに見せても見せなくてもいいですが、できるだけ他の人とは違う形に持ってくのが良いかもしれません。世界人口は数十億人いますがその中でこいつのゲームなんだと特定できるくらいに書いてみるのが良いかもれません。
ブログに日々思ったことを書いていると数年前に思っていたことが今になって処方箋になることもあるんだと思うことが最近結構あります。次のページでは2019年に書いた記事を貼っておきたいとおもいます。まだ大学6年生でしたが、研修医2年間を終えた今でも腑に落ちる内容になっていました。
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