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chat gptの使用感と下積みの大事さ

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chat gpt がぼくの耳に入り半年くらいが経ちました。1番最初に知ったのは論文推敲の際に日本語から英語に変換する際の齟齬がないかを確認したり、8割方作った状態でいい感じに文章としてまとめるように使ってみた。

一回試してみるとわかるけど、まだまだ完璧なものではなく、当たり障りのない言葉を羅列するように変換されてしまう。

どのようなアルゴリズムで行われているかまだわからない事が多いそうだ。いつか暴走する可能性があるだろう。各界の著名人はもう研究をやめようなんかいいだしているが、AI競争で先んじる事が目論みだろう。

ぼくが働いている医療界でもAIの研究は行われている。どこまで進んでいるかは知らないけど画像をAIに読ませる研究など確実に進んでいそうです。

このままAIにおまかせすることが増えていくと楽になりそうだ。コンビニなんかも店員の遅いレジ打ちなんかよりも無人のレジでやってしまったほうがストレスフリーで行えることが多い。医療業界でもそのうちAIによるおまかせが増えてくるんだろう。

例えば、パス入力をAIに任せたとする。パスというものはある程度頻出の疾患の患者が入院したときに入院中に同じ日程で治療を進めていくシステムみたいなものです。このパス入力をお願いして、更には微調整までできるように学習できたら若手の仕事は少しは楽になりそうだ。しかしこうした下積みがないと微調整ができなくなりそうだ。スターウォーズが好きなんでクローンが暴走するシーンなんかを想像してしまうが、いつかAIの暴走または停止するXdayがくる。そのときに対応できるためには下積みが重要であり、いつかの対応力を養っておく必要がある。

同様なことは研修医の下積み期間にも言えるだろう。ルート確保一つとっても病棟や救急の看護師さんにまかせて2年間が経過した人と、やってきた人では、いざ研修医が終わって、自分で取らなければならなくなった際にこまる人困らない人が出てくる。

年配の先生と手術に入ったときに、経験上はこれだって言うアドバイスはとてもためになるし、多分どこかの文献に書いてあるかないかくらいの内容だろう。こういった生き字引のようなアドバイスはAIからは出ないだろう。

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