- ロタ島→大学1年生にダイビングにいった島。まだブログを始めていなかったので記事がないです。コメントあれば記事書きます。
- ケアンズ→大学の卒業旅行で行きました。将来運動を通して一次予防とかできたらと考え始めたきっかけの一つになりました。
- 鹿児島知覧
今回は鹿児島県知覧に行ったときについて書こうかなと思います。高校1年のときに行ったんですが、皆さんにも一度は訪れていただきたい場所だなと思っています。
鹿児島県といえば黒豚とか白くまくんとかラーメンとかグルメ盛りだくさんだし、自然豊かな場所で観光する場所だらけです。ぼくも、指宿で蒸し風呂に入ったり、仙厳園とかも行きました。中でも印象に残っているのが知覧です。最近では夏に戦争の特集が組まれることが減ってきて風化してきていることを感じざるを得ないですが、かつて日本は戦争をやっていたということを知らない若者も増えてきているのかも知れません。ですが、知覧に行けば嫌でも痛烈にその当時のことを目と耳で感じることができます。日本では終戦間近に20歳前後の若者が爆弾を抱えて敵戦艦に突っ込む特攻作戦を行っていました。知覧では神風特攻隊の飛行場・宿舎があったとこで、現在では平和会館になっており、かつての若者の遺品や手紙などが展示されており、皆が『お母さん』と慕った食堂のおばちゃんのインタビューが流れている。一番印象的なのが、青年たちの写真がズラーッと並んで飾ってあるところだ。当時15歳だった僕には幾許か年上の若者の顔がとても凛々しかったのを覚えている。
昔の悲惨な過去を振り返る場でもあるが、なにか力をもらえた。お寺とかパワースポットに行ったときにもらう力と同じ感覚でした。決して右翼めいた信条になったとかではなく、僕と同世代の若者たちの魂を感じたからかも知れない。
最近2010年代の最大のヒット作と言っても過言ではない『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]』をようやく読んだ。
どうやら知覧で感じたこのパワースポットのような感覚はアドラー心理学では共同体感覚って言うらしい(まだアドラー一冊目なので違うならば教えて下さい)「共同体感覚」とは、「友情、仲間との関係の問題、およびそれにともなう誠実、信頼、協力傾向、さらに国家、民族、人類への関心」であると説明されます。つまり、「共同体感覚」には、他者と結びついているという「感覚」のみならず、つながっている他者へと向けられる「関心」の意味があるのです。この関心はどんどん拡張可能で過去未来、宇宙空間など無限大に拡張することができます。僕も戦時中の若者とつながることができたと言えるでしょう。
ここで思い出すのがコレまた2010年代の最大のヒット作の一つの『君の名は』です。
みたことがある人は多いかも知れませんが、男女が実は時代、場所を超えてつながっていたということです。作中最初は面白半分につながっていた二人ですが、隕石衝突という大事件の存在を通じてつながるのは共同体感覚と言えます。
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