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KAN『愛は勝つ』 マチアプ時代に薄れたエール

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不朽の名曲になった「愛は勝つ」は恋愛の応援ソングとして作られたわけではない。あのピアノの導入ですでに満足感を得られる人は多いのでは無かろうか。カノンコードを使用しているので心地よいのは自明か。でも多くの人は愛は勝つくらいしか知らないだろうし、アーティストが好きなアーティストと言うイメージになっている。ミスチルの桜井和寿とかスキマスイッチもファンと公言している。今でこそ恋愛の曲を超えて人間愛すら歌っているようなこの曲だが、もともとはKANが友人の恋愛相談に乗っていた時に「大丈夫、愛は勝つよ」と発言したことから着想した歌詞で、「せめて歌の中では上手くいけばいいな」という想いを込めて作詞した楽曲だ。つまり多くの人を励ます目的ではなく、一人の友人に対するささやかな励ましの歌だった。そのような曲が多くの人に希望を与える応援ソングになった理由は歌詞と楽曲構成にある。

この曲不朽の名曲なのに世の中の考え方にはもはや時代遅れになってきているような気がする

心配ないからね 君の思いが

誰かに届く明日がきっとある

この歌詞は落ち込んでいる時代や出来事にシンプルに力を与えてくれるマジナイだ。隣人愛として受け取るならばこの曲は今でも語り継がれるべき曲となる。

これほどにもマッチングアプリが男女、男男、女女をつなげるツールになっている時代に恋愛はより繋がりやすさも求め時間的、空間的効率性を重んじるようになる。遠距離恋愛なんて笑止の至りである。

Carry on carry out

傷つけ傷ついて愛する切なさに 少し疲れても

人を傷つけると◯◯ハラスメントと落し込められ、傷つくのも体力を相当使う。

価値観すらすでにマッチングした状態で出会うのが今のやり方だ。

夜空に流星をみつけるたびに

願いをたくし僕らはやってきた

星の王子さまを連想してしまう。

君たちは美しい。
でも外見だけで、中身は空っぽだね。

星の王子さまは一輪のバラと信頼関係を構築していました。

なぜかと言えば、自分が一生懸命お世話したからです。

たくさんの時間と労力を費やしたからです。

なので星の王子さまは、その薔薇のためであれば、死ぬこともできると言ったのです。

しかし、信頼関係のない美しい薔薇たちは、ただ美しいだけで、心までは動かされなかったのです。

求めてうばわれて与えて裏切られ 愛は育つもの

僕が学生時代に見ていたドラマ(主に韓流ドラマ)ではこの歌詞のような三角関係などのドロドロを経て地固まるコンセプトであったが、今ではぶつかるようならば別の人に行くか的なノリなんだろうか。


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