納得できないことに対してなんでも受け入れてしまうのはよくなさそうですが、どう説得されてしまうかをまず知ると良いかも。ぐうの音も出ないことを言われていたとしたら、自分を悔い改める必要がありますし、そうでない場合も何か対策を講じる必要があります。まずは自分が説得されたときのことを考えてみるといいとおもいます。
Personality profiles and persuasion: An exploratory study investigating the role of the Big-5, Type D personality and the Dark Triad on susceptibility to persuasion
上の研究はエッジヒル大学の研究なんですが、Big-5, Type D personality 、the Dark triadの3つの性格チェックを行った上で、どんな説得パターンに応じやすいかを調べたものになってます。メタ分析ではないのでそこまで根拠はないです。説得の種類はこちらになってます。この6つの説得方法はよく使われるパターンなので人を説得させたいときとか人の心を動かしたい時に使ってみるといいかもです。
- 権威:専門家や権力者などから説得される
- コミットメント:いったん小さな頼みを引き受けさせて、あとで大きな頼みを持ちかける
- 類似:自分に似ている人の意見を受け入れたくなる心理を使う
- 希少性:珍しいものや貴重なものに惹かれる心理を使う
- 返報性:何かをあげたらお返ししたくなる心理を使う
- コンセンサス:集団に従いたくなる心理を使う
僕は職業柄、1に弱いかもしれません。デキる上級医から言われたことを鵜呑みにしがち。日本人とかは6が多そうですよね。結果としては3つの性格特性を持った人がどうやら説得されやすいという結果になってます。
- シャイ
- 性悪人間
- 社交性の高い人
シャイな人間はコミュニケーションが嫌いなのですぐに不安になってしまい説得されやすいようです。特に権威やコンセンサスに弱い。
性悪人間は説得に動じないようですが、時間がないから早く決めてくださいというキラーフレーズに弱いようです。期間限定であなただけお得になるといった広告に引っかかりそうです。
社交性の高い人はコミットメントに弱いです。
要は長いものにまかれろ精神が説得されやすい結果になってます。自信をつけることが大事なんで、納得できないことを言われた時に自分の意見を曲げない自信を持つために下準備する必要はありそうです。
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