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Official髭男dismのミックスナッツを聞きながら医局1年目を過ごしました

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医局に入局して1年が経とうとしています。順風満帆なようなのですが、Official髭男dismのミックスナッツを聞きながら日々の生活に疑問符を懐きながら生活していたのです。本楽曲はアニメ『SPY×FAMILY』の主題歌になっています。

袋に詰められたナッツのような世間では

誰もがそれぞれ出会った誰かと寄り添い合ってる

そこに紛れ込んだ僕らはピーナッツみたいにきのみのフリをしながら 微笑みを浮かべる

うちの医局の朝カンファレンスは医局部屋の中に50人くらいが犇めき合い立ちながらやってます。僕ら整形外科一年目(フレマン)はその中におずおずと入っていくんですね。フレマンもいれば、大学院生もいるし講師の先生たちもいますし、それ以上の先生たちもいます。たまに学生さんいます。朝カンファレンスの小部屋の中はまるでミックスナッツの袋のような窮屈な印象がありました。なんだろう決して嫌な部分はないのですが、研修医の頃からなのか、はたまたこれは小学生くらいから身につけていた処世術である木の実のフリをして愛想笑いを続けるのがなんかスッと身に付いていたんですよね。

画像

本来ミックスナッツは木の実なのですが、千葉県民だったらわかると思うんですがピーナッツは豆科の植物の仲間なんです。つまりミックスナッツの中に混じった異物でもあるんですね。異物感をずっと抱えていくのか木の実に転生できるのかはぼくの考え方次第なんですかね。

幸せのテンプレートの上 文字通り絵に描いたうわべの裏

テーブルを囲み手を合わすその時さえ ありのままでは居られないまま

医学部卒業して研修医も無事終えて何不自由のない医局に入り、研鑽を積んだ後に大学院に入り、スタッフとして働き、父親のクリニックを継ぐという、なんか逃れるのも難しそうな線路の上を突き進むだけの人生のような気がします。傍から見たら親ガチャにあたったという表現をされるかもしれないが、一つ一つの振る舞いが伝統芸能のそれのような間違えてはいけないんじゃないかという危うさをはらんでいてありのままに生きていくことができているのかと不安になるし、多分客観的に見たらありのままに生きたい居ないと思う。

噛み砕いても無くならない 本音が歯に挟まったまま

考えすぎかもしれませんが、どこかに父の存在を拭いきれないでいるんです。ぼくもそうなんですけど、父を知っている人もそうなんです。こんな歯に挟まったなかなか取れないものを気にしながらも平然と日常を暮らしていく必要があります。

隠し事だらけ 継ぎ接ぎだらけのHome,you Know?

とっておきも溺愛も 残さずに全部食らいながら

普通などない 正解などない Life,and I know

この一年間、これまでの人生でも日々には楽しいことも悲しいこともありますし、簡単なことも、難儀なこともありました。

それをまるごと人生というですね。


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