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シンデレラに悲壮感なんて微塵も感じないのはなぜ?

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先週結婚式のための衣装決めを行いました。ウエディングドレスは女性の憧れでしょう。どんなものを妻が選んだかは当日までのお楽しみです。

Aラインとか形をざっくり決めてからどれにするか決めていくようです。

衣装替えでのカラードレスも色をどうするとか、形をどうするとか難しそうでした。

義母がそのために色彩検定1級を取ってくれたくらいです。

女性サイドが決まるのがおよそ2時間程度。僕は時間潰しです。紀尾井町周辺って土日にやってる普通の本屋がなくて村上春樹を読む絶好の機会を逃してしまった。

僕の衣装なんかは妻のが決まっちゃうと割りとすぐ決まりました。ある程度セットになっているので、それからピックアップして試着してみるといった具合です。セットはありましたが、無理を言って中身を全取っ替えしてしまうのがツマ家族の手腕です。結局義母がこれを着せたいと言っていたものに寄せられてました。

ドレスとかを考えながらディズニープリンセスのことを考えてました。

多分みてもいない夏のドラマ「真夏のシンデレラ」のせい。シンデレラは不遇の時代を我慢しているように思えるが、実はオーロラ姫を寝かせた魔女並みに自己肯定感が強いんじゃないかって思え始めた。え?私を選ばないの?ってくらいに思っているだろう。

ディズニーとバチェラーの功罪でも書いたんですが、いつか王子様がなんて歌詞には書いていますが、実は自分からいける人しか幸せは手に入れられないかもしれません。

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シンデレラはなぜ王子に選ばれたのか

圧倒的なセルフイメージの高さ

ディズニープリンセスのせいで世の中に植え付けられたプリンセス像は悲劇のヒロインを王子様が救いだしてくれるのを待っている存在です。アナ雪が異様とかジブリ作品の女性は自立しているなんて言われがちですが、実際そもそもシンデレラが悲劇のヒロインではないのです。そう、シンデレラは一度も自分のことを可哀想な私だと思っていないのです。

 

あれだけ継母や義姉たちから否定されていたにも関わらず、

・可哀想な私

・私なんてどうせ幸せになれない

・私には価値がない

というような、自己否定が一切ないのです。会社でそんなことされたら立ち直れないですし、すぐに辞表をだしてしまいそうな境遇です。どうしてそこまでセルフイメージを高く保つことができたのでしょうか。それは、きっと心に愛があるからです。

心に愛があるから、自分のことも他人のことも愛することができる。

幼い頃から両親に沢山の愛を貰ってきたからこそ、あのセルフイメージの高さが出来あがったのでしょう。

 

鋼のメンタル

実写版のシンデレラを学生時代にみたのを思い出しました。確かその当時の彼女は隣で寝ていたように覚えてます。シンデレラがあれだけのセルフイメージの高さを保ち続けられたのも、心の強さがあったからではないでしょうか。

劇中でも王子がシンデレラのことを「強い心を持っている」と表現しているシーンがあります。

これは「気が強い」という意味ではなく、「芯がある」とかそんな意味合いだと思います。

王子と初めて出会うシーンでも、初めて出会った男性に対して臆することなく自分の意見を述べるシンデレラ。

 

メンタルが弱い人って、とにかく他人の目を気にしがちなんですよね。

「こう思われたらどうしよう」「こんなこと言ったら相手はどう思うだろうか」

そんなことばかり考えて、結局自分の意見を言うことができない。

 

ですが、シンデレラのようにメンタルが強い人って、「自分はこう考えている」と「相手はこう考えている」を切り離すことができる人なんですよね。

たとえ相手と意見が違ったからといって、自分の価値には何も関係がない。

相手に否定されたからといって、「相手はこう考えている」という事実があるだけで、それを自己否定の材料にしないんです。

 

さらに、臆することなく自分の意見を言える人って、相手への信頼と敬意があるんです。

「こんなこと言ったら相手は私を悪く思うんじゃないか」って、結局自分の妄想であり相手への信頼と敬意がないんですよね。

そう考えると、初めての相手にも臆することなく意見を言えるシンデレラは自分も相手も尊重できる心の強い女性なのではないでしょうか。

そりゃ王子も惚れるわ。

 

知性と品がある

さて、お父さんが亡くなってしまったことによって家では召使いのように扱われるようになったシンデレラですが、それでも今まで培ってきた知性と品は失われません。

育ちの良さというのでしょうか。

どれだけ汚れた服を着ていても、どんな環境にいても、決して失われることのない知性と品。

なぜなら知性や品ってその人の外見ではなく、話し方や所作に現れるものだからです。

 

そして知性や品を手に入れるためには、やはり日頃の積み重ねなんですよね。

積み重ねてきた日々は裏切らない。

それが、どんな状況であっても王子に見初められたシンデレラが証明してくれているのです。

 

内側から溢れる美しさ

何と言ってもシンデレラの一番の魅力は心が綺麗なことです。

外見は内面の一番外側と言われるように、やはり心の綺麗な人はそれが顔つきからも溢れているような気がします。

どれだけ着飾っても、心が綺麗でなければその美しさは作り物です。すぐに剥がれ落ちてしまう。

本物の美しさとは、心の綺麗さなんだとシンデレラを見て改めて思いました。

 

自分が辛いときでさえ、他人に優しくすることができる。他人に与えることができる。

決して自己犠牲ではなく、もともと自分が満たされているからこそ出来ることなんですね。

お金持ちでも不幸な人がいるように、貧乏でも幸せな人がいるように、本物の豊かさとは心が満たされていることなのではないでしょうか。

 

綺麗な心があることは、それだけ人生を豊かにしてくれるものです。

シンデレラ、最高。

 

シンデレラに学ぶセルフイメージの上げ方

自分の信じたことを貫くこと

さて、これまでシンデレラ先輩の素晴らしさについて語ってきたわけですが、ここからはどうすればシンデレラのように高いセルフイメージを持つことが出来るのかについて語っていきます。

劇中でシンデレラは両親から言われた「勇気と優しさを忘れないで」という言葉を信じて、どんな辛い状況でも希望を失わず生きていきます。

やはり自分の中にブレない芯があって、それを貫くことが自分を高く保つ秘訣なのではないでしょうか。

どんなときでも自分の信じたことを指針に行動する。

だから決して自分を見失うことがないのですね。

 

ですから、自分の生きる指針というか、モットーみたいなものを一つでも持っていると強く生きていけるのではないでしょうか。

そして、そんな芯のある女性だからこそシンデレラは王子に選ばれたのだと思います。

 

絶対に自分の価値を自分で下げないこと

冒頭でシンデレラは悲劇のヒロインではないというお話をしました。

人間という生き物は、自分が思った通りの人間になるのです。

自分が自分のことを「悲劇のヒロイン」だと思っていたらその通りになるし、「自分は大切にされるべき人間だ」と思っていたらとの通りになる。

 

だからこそ絶対に自分の価値を自分で下げないこと。

・可哀想な私

・私なんてどうせ幸せになれない

・私には価値がない

とか絶対に言わないこと。

それがセルフイメージを高く保つ秘訣です。

 

自分を律すること

とはいえ今すでにセルフイメージが低いという方もいるかと思います。

そんなときは自分を律することを心がけてみてください。

もっと簡単な言葉で言えば、自分に胸を張れる生き方をすることです。

なんだか綺麗事のように聞こえてしまうかもしれませんが…

 

やっぱり自分の価値を上げられるのは自分だけなんですよね。

他人に承認されることで上げるものではない。

だから、日頃自分を一番見ている自分自身に胸を張れる生き方をすること。

それがセルフイメージを上げるコツです。

 

シンデレラは、誰が見ているわけでもないのに日々自分を律して生きてきました。

両親の「大切な家を守って欲しい」という願いを叶えるために。

自分に胸を張れる生き方をしていたからこそ、シンデレラのセルフイメージは決して下がることがなかったのではないでしょうか。

 

以上、私が思う

・シンデレラが王子に選ばれた理由

・シンデレラに学ぶセルフイメージの上げ方

です。

 

まさかシンデレラでこんな記事を書き上げるなんて、昨日の夜までは夢にも思っていませんでした。

人生何があるか分かりませんね。

私も今日からシンデレラ先輩を目指して日々美しく生きていきたいです。

 

ありがとうシンデレラ!!!

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