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葬式で片っ端から聞きましたが、運動している人は腰痛の訴えが少ないです。

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整形外科専攻医開始まで2ヶ月を切りました。

大学病院での申し送りや外勤先についてなどの情報が入ってきていよいよだとという感じです。大学病院で研修中の同期や彼女は2月3月は来年からの科を研修している人が多いので、少し焦りもありますが、僕はゆるりとやっていこうと思ってます。ですが、少しは勉強もしていて、基礎っぽいものから読んでます。いざ通読してみると、整形外科研修していた時に上の先生から教えてもらったことや外来の張り付いていたときにメモったことなどが整理されます。

医学の勉強ももちろんですが、一般常識との乖離にも目を向ける必要があります。整形外科には行かずに整体に行く人の考えとかはとても重要で、非医療者からすると、

整形外科→痛み止めを渡されるだけ

整体→痛みをとってくれる

という認識なようです。CROOKEDって本によると腰痛治療はインチキだらけのようです。アメリカでは年間に1000億ドルも腰痛治療にお金が動いているというのに効果は今ひとつと語っています。腰痛治療にある脊椎固定術ってのがあるんですが、痛みが軽減されるのは35%ほどで、obesityが強い人とか痛み止めをよく内服する人なんかは更に効果は今ひとつなようです。さらに言えば、アメリカの整形外科医のアンケートでは“脊椎固定術はおすすめしない”と回答しているんですが、手術の件数自体は6倍に膨れ上がっているわけで、矛盾を抱えています。痛みのある部分を固定してもその周囲に別の圧がかかるので数年後には再び痛みが再燃してしまうのは想像できます。

Gallery of How Bridges Evolved Into Signifiers of Urban Identity - 11

カイロプラクティスにも言及があります。家の近くにも奥さんが行うカイロプラクティスってお店を見かけまして少し胡散臭い。もともと背骨には生命の力の根源と知性の源があるという考え方成り立っています。???。

当直一緒だった外勤の先生に教えてもらったコクランレビューを使ってみたら、カイロプラクティスは少しは効果はあるようです。これもマッサージと同じ理論で、エンドルフィンが作用してるだと思います。

運動こそが腰痛に効果的

葬式では名前もわからないような親戚がたくさん会えるので、片っ端から普段の運動量となんか疼痛ありますか?って質問を繰り返してみましたが、運動とか、肉体労働を続けている人はあまり疼痛を感じていない人が多かった印象でした。もともと農業、林業をしている人が多いので足腰強いんだと思うんですが、杖を使っている人は1人しかいませんでした。

2016年の腰痛に関するメタ分析(Prevention of Low Back Pain: A Systematic Review and Meta-analysis)でも運動が腰痛対策のベストな回答とまとめられてます。医師として如何に勧めるかは会話が大切なんでしょうがね。

 

Games for Health Journalに掲載された論文ですが、千葉大学大学院医学研究院整形外科学の研究グループは、既存の治療方法が効きにくい慢性腰痛症の患者さんへの運動療法として、Nintendo Switch『リングフィットアドベンチャー』を実施することで腰痛や臀部痛の軽減、痛みに対する自己効力感が向上することを明らかにしました。
難治とされる慢性腰痛症に対し、医療機関の治療のみではなく、『リングフィットアドベンチャー』を用いて専門家がいなくても腰痛や健康の自己管理ができることが本研究で示された最大の利点です。

図1.png

整形外科×〇〇の幅が広くて今後が楽しみで仕方ないです。

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